富士登山ルートを攻略!おすすめトレッキングシューズはこれ!

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登山はしなくても、富士山には登ってみたい!

そんな方は多いのではないでしょうか。

海外からの旅行者にも大人気の富士登山ですが、なめてかかると大変な目にあいます。

富士登山を楽しくするために、装備の充実は必須。

中でもシューズは特に大切です。

富士登山のためのあれこれと、おすすめトレッキングシューズを見てみたいと思います!

富士登山で気を付けることって?

ここ数年でトレッキングの人気は高まり、登山やハイキングを楽しむ人が増えてきました。

日本一の名山、富士山も例外ではありません。

テレビでタレントが登っていたりして、なんだか楽しそうですよね。

しかし、素人が何の準備もなく登頂できるほど、甘いものではありません。

富士山の基本情報を見てみたいと思います。

富士登山を目指すなら、必ず知っておかなければならない情報です。

登山口と登山ルート

富士山登頂までの登山ルートは4つあります。

そして、これらはそれぞれ起点となる登山口が異なります。

1.吉田ルート…富士スバルライン5合目(登山口)
2.須走ルート…須走口5合目(登山口)
3.御殿場ルート…御殿場口新5合目(登山口)
4.富士宮ルート…富士宮口5合目(登山口)

富士山の登山ルートが確認できる登山マップでは、それぞれのコースはきっちりと色分けされて記されています。

自分がどのルートを通るのか確認し、カラーを覚えておきましょう。

登山シーズン

当然いつでも登れるわけではありません。

冬には登山道は閉鎖され、登ることはできません。

大体7月上旬から9月上旬までが登山期間ですね。

詳細な日程については年ごとに変わるので注意が必要です。

また、残雪の状況によっては7月の登山道開通が遅れる場合もあります。

登山の計画を立てる際は、整備工事が行われていないか、残雪の影響はないか等、事前の確認は必ず行いましょう。

登山計画について

富士登山は近所の山にハイキングにいくのとは違います。

登山計画には必ず余裕をもって、無理なく進めるプランを立てましょう。

最近の傾向としては「弾丸ツアー」と称して0泊2日の登山や日帰り登山など、きつい工程での登山が多く見られます。

これは短時間で高度をあげてしまうので、高山病のリスクが大変高く危険です。

事実、高山病のため富士登山を断念して下山するケースは多くなっています。

初心者ならゆとりをもって2泊3日くらいの工程を組むのがおすすめ。

それが無理なら最低でも1泊はほしいところです。

せっかくの登山が高山病で台無し、などということにならないような計画を立てたいですね。

また、登山道が開通したばかりの7月は、登山者が特に増えるもの。

トレッキングを楽しむ人が増え、登山ルートも大混雑します。

登山者が多ければ、その分予定外の事も起こりがち。

登山計画に必要なのはとにかく、余裕!

安全で快適な登山のために、気を付けておきましょう。

山小屋について確認を!

富士山の山小屋はルート毎に5合目以降にあります。

必要最低限の施設のため、過度の期待は禁物です。

混雑がなければ荒天時でも雨宿りなどに使用させてもらえますが、混雑しているとそれさえもできません。

きちんと予約を行い、しっかり休息をとれる環境をキープしておきましょう。

また、山小屋は現金払い。

カードはほとんど使えないと思った方がいいです。

現金を用意しておきましょう。

その他、トイレも山小屋によっては使用法が異なりますし、男女共同の部屋になります。

水は購入できますが、洗顔や洗濯に使う水はありません。

富士山では水は大変貴重なものです。

通常の宿泊施設ではないとしっかり認識し、自分で装備を備えましょう。

また、ごみの持ち帰りも必須です。

全て自己責任で、山を汚さないようにしましょう。

登山に必要な装備って?

富士山のような3000メートル級の山は、天候が全く読めません。

予期しない事態が発生したり、悪天候で下山が遅れたり、様々な事態が想定されます。

しっかり準備して、安全で楽しい登山を目指しましょう。

まず必ず忘れてはならないのは、雨具、防寒着、ヘッドランプ、地図です。

その他、高山病を防ぐためにも水が1~2リットルはほしいところ。

チョコやキャンディーなど、手軽に取れるお菓子もあるといいですね。

これらは最低限の装備ですから、もっと快適で安全な登山をしようと思ったらさらに多くの準備物が必要となります。

かといってあまりたくさん詰め込んでも登山が苦しくなってしまいますよね。

チェックリストを作って、自分には特に何があればよいか確認しましょう。

富士山での遭難事故

みんな登っているし、体力には自信もあるから大丈夫。

そんな軽い気分で登山した人は、高山病でリタイアしたり、動けなくなったり、なんらかの事故にあう確率が高くなります。

そこまではならないとしても、登山が苦しくていい思い出が一つもない!

なんてことにもなりかねません。

実際、富士山が開山しているたった2か月の間に、遭難事故にあってしまう人はいます。

大抵は準備不足、の一言なのですが、そうならないためにも準備はしっかりと行いましょう。

例えば2014年を見ると、富士登山を行った人は285,494人。

これに対し事故にあった人は61人です。

中でも死亡事故は4人。

結構な確率ではないでしょうか。

この数値はあくまで警察発表のものなので、実際のところはもっと多いと見られています。

自分は大丈夫と思わず、しっかりした準備をしたいですね。

装備の中でも靴は重要!

山頂まで行くために必要なのは何よりも自分の足です。

誰もおぶってはくれませんから、自分でしっかりと歩いていくしかありません。

登山の醍醐味でもありますが、もしその足がダメになってしまったら、そこで登山はおしまいです。

どんなに準備を万端にして、ルートチェックを行っていたとしても歩けなければ先はないのです。

そんな事態にならないためにも、靴選びは重要です。

富士登山を成功させるための靴とはどんなものなのでしょうか。

ルート別に対策!

富士山には4つの登山ルートがあることは先ほどご紹介しましたね。

では、ルート毎におすすめのトレッキングシューズを考えてみたいと思います。

吉田ルート

往復距離:14km
標高差:1450m
登り時間:6時間10分
下り時間:3時間30分

・混雑度…高い
・疲労度…普通
・便利度…高い
・高山病リスク…普通
・下山難易度…普通

登山道の中でも最もポピュラーで人気があるのがこの吉田ルートです。

ルートの登山口である富士スバルライン5合目付近には多くのお土産物屋、食堂、登山グッズやなどが立並び、観光地のようになっています。

首都圏からのアクセスがいいのも人気の秘密です。

天候に恵まれれば影富士やご来光も見ることが出来ますよ。

山小屋や救護所も多くあり、いざという時も安心できます。

さらに登り道と下山道が違うのですれ違いの混雑が起こりにくいのも嬉しいですね。

下山道はブルドーザーでならされており、道幅も広く段差もあまりありません。

まさしく初心者に優しい登山ルートと言えますね。

そんな吉田ルートですが、注意点がいくつか。

週末やお盆などのピーク時にはとにかく混雑します。

登山道だけではなく、富士スバルライン5合目の駐車場に行くまでが大渋滞です。

勿論トイレも大混雑。

歩行中も大渋滞。

登山以外の事で大幅に時間を取られてしまいます。

ツアー客も多いので8合目の山小屋は入る事さえできず…。

なんていうこともありえます。

できれば登山のピーク時は時期や時間をずらすのが無難ですね。

吉田ルートを攻めるなら!

初心者にも行きやすい吉田ルートは気軽に歩ける軽快なシューズがおすすめ。

軽さが最大の利点です。

登山以外のタウンユースにも使えるものも多いですよ。

KEENMarshall Mid WP

[キーン] KEEN WOMEN MARSHALL MID WP 1011527 MAGNET/EMERALD (MAGNET/EMERALD/6.5)

2003年、アメリカ・カリフォルニア発のブランド「KEEN」からのおすすめです。

こちらのモデルの何が素晴らしいかといえば、ずばり「軽さ」です。

比較的歩き安い吉田ルートでは、がっちり固めたトレッキングシューズよりは軽快なステップで歩けるタイプがおすすめです。

このシューズは軽量性に優れたメッシュアッパー素材を使用。

それに耐久性のあるシンセティック補強パーツを加えています。

アウトソールもクッション性と耐久性に優れ、パフォーマンスは抜群です。

登山に必須の防水仕様です。

MERRELLモアブゴアテックス

[メレル] ハイキングシューズ モアブゴアテックス メンズ J87577 Beluga Beluga 8(26cm) 2E

1970年代にアメリカ・ユタ州から始まったブランド、「MERRELL」のトレッキングシューズです。

こちらのモデルは軽量で軽く、歩き安さには定評があります。

防水性の高いゴアテックスを使用し、雨天にも安心です。

ローカットで、日常使いにも違和感のないルックスですよ。

富士宮ルート

往復距離:8.5km
標高差:1350m
登り時間:5時間30分
下り時間:3時間50分

・混雑度…普通
・疲労度…低い
・便利度…普通
・高山病リスク…高い
・下山難易度…高い

吉田ルートの次に人気があるのがこちらの富士宮ルートです。

およそ2.5割の人がこちらの登山ルートを使用します。

このルートの魅力はなんといっても頂上までの距離が短いこと。

登山と下山は同じ道を通ります。

道に迷うことはないという利点がありますが、それと同時に混雑のおそれもありますね。

ピーク時には譲り合いによる渋滞が発生するので要注意です。

また、頂上までの距離が短いという事は短い距離で急に高いところへ登ってしまうという事。

つまり高山病になるリスクがとても高いのです。

下山時の転倒やケガの比率も高く、特に下山での注意が必要となります。

富士宮ルートを攻めるなら!

下山が厳しい富士宮ルート。

やはり足首を保護して、しっかり歩けるミッドカットやハイカットのモデルがおすすめです。

mont-bell ツオロミー®ブーツ

[モンベル] mont-bell ツオロミー®ブーツ Men's 1129319 BLBK (BLBK/26.5)

日本のアウトドアメーカー、mont-bellからのおすすめです。

こちらは長期縦走に適した全天候型モデル。

横方向へのブレを防ぎ、安定した足運びを助けてくれます。

下山に足首を痛めやすい富士宮ルートにぴったりです。

ミズノ トレッキングシューズ WAVE NAVIGATION

[ミズノ] Mizuno WAVE NAVIGATION [メンズ] 19KM150 05 (グレー×オレンジ/260)

こちらも日本のメーカー、ミズノ製のトレッキングシューズです。

滑りにくく、ひねりにくい。

さらには衝撃をうけにくい。

このような特徴のおかげで、悪条件での下りにピッタリのモデルです。

ゴアテックス使用で雨天でも大丈夫。

ミズノの最先端の技術によって、安全で軽快な登山が実現できます。

須走ルート

往復距離:13km
標高差:1800m
登り時間:6時間50分
下り時間:3時間20分

・混雑度…低い
・疲労度…普通
・便利度…普通
・高山病リスク…低い
・下山難易度…やや高い

4ルートの中では2番目に距離が短いルートです。

ただし、高低差はやや高め。

このルートを通るのは全体の登山者のおよそ1割ということですから、マイペースに行きたい方にはおすすめですね。

お盆や週末など、他ルートが大混雑の時もこちらは比較的ゆったり登れます。

6合目近くまでは緑が多く、高山植物を見ながら楽しく登山できますよ。

ただし、利用者が少ないのは8合目まで。

ここからは吉田ルートと合流するため、混雑必至です。

また、下りの際は吉田ルートの下山者につられてルートを誤ってしまう人が多数います。

ルートチェックも怠らないようにしましょう・また、下山は砂礫の急斜面を降りることになります。

砂走は楽しいものですが、こちらもケガには要注意ですね。

須走ルートを攻めるなら!

こちらも富士宮ルートと同じく、鍵となるのは下山です。

砂礫の急斜面でもしっかり歩けるトレッキングシューズを探したいですね。

キャラバン C1_02S

[キャラバン] トレッキングシューズ C1-02S 0010106 440 ブラウン 26.5 3E

日本の登山メーカー、キャラバンからのおすすめモデルです。

こちらのモデルは履き口まわりにやわらかなクッション性の素材を使用されているので、足首を優しくホールドしてくれます。

つま先部分の保護もTPU樹脂カップ採用で安心。

グリップ力・衝撃吸収力ともに優れ、悪地での歩行性能を高めてくれます。

Columbia SABER III MID OMNI-TECH

Columbia(コロンビア) トレッキングシューズ SABER 3 MID OMNI-TECH 防水 アウトドアブーツ マウンテンブーツ メンズ 9(27.0cm) 253-Burniched ym5259-90-253

米国オレゴン州のアウトドアブランド、Columbiaのモデルです。

非常に軽量ですが、グリップ力やある程度の反発力は強く、歩行を助けてくれます。

激しい運動によるシューズ内のムレを防いでくれる防水透湿機能「オムニテック」を搭載しています。

アウトソールは力強いグリップ力を発揮。

砂礫での急降下にも安心です。

御殿場ルート

往復距離:17.5km
標高差:2300m
登り時間:8時間510分
下り時間:4時間20分

・混雑度…低い
・疲労度…高い
・便利度…低い
・高山病リスク…低い
・下山難易度…高い

この御殿場ルートが最も距離が長く、走行差が大きいです。

このルートを使うのは全体の約6%。

静かに登山を楽しみたい人にはおすすめのコースと言えますね。

標高の低いところから高いところへと徐々に登って行くため、高山病のリスクは低いです。

往路はとても長い砂地を歩くことになります。

まるで月面をあるいているような不思議な光景が楽しめますが、コースが長いので体力の消耗が心配となります。

山小屋が少ないので、飲料水や食物などは計画的に準備しましょう。

登山者も少ないので、道に迷ってしまう危険も高いと言えますね。

下山は火山砂利の中を下る大砂走りとなります。

御殿場ルートを攻めるなら!

長距離の厳しい登山となるこの御殿場ルートは健脚の方向きのルートです。

下りは大砂走りですから、こちらもしっかりと足を保護してくれるトレッキングシューズがいいですよね。

Columbia カラサワ II プラス オムニテック YU3644

(コロンビア)Columbia カラサワ2 プラス オムニテック トレッキングシューズ メンズ&レディース 06.クウィル 28cm

Columbiaより高機能モデルのおすすめです。

防水透湿機能「オムニテック」搭載で外部からの水は防いでくれますが、靴の中はムレずにさわやか。

激しい運動によって靴の中が湿気でじっとり、なんていうこともありません。

強度は高く、グリップ性もばっちりです。

砂走りによる足首の損傷も防いでくれますよ。

キャラバンGK81M

キャラバン(Caravan) グランドキング GK81M 0011810 440 ブラウン 30.0cm

こちらはキャラバンのハイスペックモデルです。

ポリエステルとスエードレザーの組み合わせで、軽量化を実現。

お手入れも簡単です。

踵のホールド感、グリップ力にもこだわりを持って造られており、高い歩行性能を実現しています。

厳しい環境下での歩行に最適なモデルです。

まとめ

これらのルート以外にも、人気なのは「お鉢めぐり」と呼ばれるルートだそうです。

これは富士山の山頂をぐるっと一周するコースで、大迫力の富士山火口を眺めながら歩くことが出来ます。

なかなか普段では味わえない体験ができる富士登山、楽しそうですね。

しかし、せっかくの登山もケガや事故がおこればすべて台無し。

事前のしっかりとした準備と確認を心がけたいですよね。

特に靴は途中で脱ぎ棄てるわけにはいきません。

きちんと試し履きをして、納得のいくトレッキングシューズを探してみて下さいね。